過去に寄せられた質問にお答えしています。疑問・質問がありましたら、遠慮なくお問い合わせください。Q&A すべて開く すべて閉じるなぜ、市役所があるのに社会福祉協議会(社協)があるの?市役所の福祉サービスは法律に基づいたものです。一方、社協の福祉サービスは地域の皆さんが知恵と力を合わせて行うサービスです。言い換えれば、「市民が自分たちで考え、行動するためにあるのが社協です。」 例えば「隣の人が困っていて近所の人の支援で助かるんだったら、わざわざ市役所の力を借りなくたっていいじゃないか。その方が自然だし、皆も笑顔で暮らせるよね。」こんな考えに基づいて社協は民間社会福祉の取りまとめ役として存在しています。なぜ、社協はあまり知られていないの?社協が独立した団体ではなく、市役所の一部に思われているからだろうと思います。 1.福祉は行政がやるものだと思われていること。 2. 時代の流れが速くて福祉課題が山積みで、本来は行政が解決しなければならないものも社協がそれを補完する形で存在していること。 3. 事務所も福祉センターの中にあったり、人材も市役所の人のように感じること。これが主な理由でしょうか。もちろん、PR不足も大きいと思いますが。 いつ、社協ってできたの?社協は、戦後GHQの民主化政策によって昭和24年に設置の方向がきまりました。 まず昭和26年に中央社会福祉協議会(現在の全国社会福祉協議会)ができ、その後都道府県、市町村に次々に社会福祉協議会は設立されていきました。ちなみに青梅社協は昭和37年に任意団体として産声をあげました。社協はこれからも必要な団体なの?世の中が進化し仕組みが複雑になればなるほど社会的弱者は増えます。それは望ましくはありません。これから行政は効率的な福祉の方向です。民間の立場で柔軟性のある福祉を行う社協が活躍する場面は増ると思われます。社協の職員は何名いるの?事務局17名、学童指導員20名、その他学童保育に臨時指導員の登録が65名程度います。社協職員の身分ってどうなってるの?社協の職員は市役所の職員ではありません。社協で雇用された職員で市役所への異動などはありません。人件費のほとんどは市と都からの補助金と委託金でまかなわれています。 なお、会長をはじめとする役員、評議員はすべて無給です。社協の財源ってどうなってるの?市民の皆様から寄せられる会費と寄付金のほか青梅市からの補助金、委託金があります。そのほか、共同募金会からの配分金と事業収入として収益事業の益金やサービスの利用料があります。経理、会計はどのように処理されているの?社会福祉法人会計基準による複式簿記で処理しています。公認会計士による指導のもとに財務諸表を作成し、監事3名の監査を年2回うけています。このほか会計理事への月次の報告をおこなっています。